よくあるご相談困ったときに / WordPress
WordPressのサイトが改ざんされたら、
まず何をするか
これまでにいただいたご相談をもとにまとめた一般的な解説です。絵は内容に合わせて描いたものです。
店主なんだこれ…うちのホームページが…「ホームページを開いたら、見慣れない画面が出た」「お客様から、変なサイトに飛ばされると言われた」
WordPressのサイトが改ざんされたかもしれないとき、慌てて消したり、自分で直そうとしたりする前に、まずやることをまとめました。
まずは止める・残す・相談する。サーバーの側でサイトを止めてもらい、ファイルや記録は消さずに残し、サイトを作った会社やサーバー会社に相談します。パスワードを変える、バックアップを戻す、だけでは直らないことがあります。
これまでにいただいたご相談をもとにまとめた一般的な解説です。特定のお客様の事例ではなく、すべての場合に当てはまるわけではありません。
よくある気づき方(兆し)
- 見慣れないページや広告が出る、別のサイトに飛ばされる
- 検索結果に、身に覚えのない言葉やページが並ぶ
- ブラウザやGoogleから、危険なサイトだという警告が出る
- サーバー会社から警告が届く、お客様から「サイトの様子がおかしい」と言われる
これらは兆しで、改ざんと決まったわけではありません。スマホや検索から来たときだけ起きる改ざんもあるので、怪しいページを何度も開かないようにします。
店主誰に連絡すればいいんだ…まずやる3つのこと
動画でもご覧いただけます(音声が出ます)。

止める:サーバーの側でサイトを止めてもらう
見に来た人に被害が広がらないよう、サーバー会社に連絡して、そのサイトを止めてもらいます。WordPressのメンテナンス表示にするだけでは、仕込まれたプログラムがサーバーの中で動き続けることがあります。止めただけで終わったとは限らないので、あとの調べにつなげます。
残す:消さずに、記録を残す
いつ気づいたか、どの画面で何が起きているかを、短く写真やメモで残します。サイトのファイルやデータ、サーバーの記録(ログ)は、消したり上書きしたりしません。記録は時間がたつと消えることがあるので、サーバー会社に、別の場所へ控えてもらえるか相談します。どこから入られたか、情報が漏れていないかを調べる材料になります。被害が続いているときは、記録より先に止めることを優先します。
相談する:作った会社やサーバー会社に
店主パスワードを変えれば、もう大丈夫?アオイそれだけでは直らないことがありますサイトを作った会社、保守を頼んでいる会社、サーバー会社に相談します。誰が管理しているか分からないときは、サーバーやドメインの契約の情報から確かめます。あわせて、更新済みの別の端末から、メール・サーバー・ドメインの管理アカウントのパスワードを変えます。乗っ取られたWordPressの管理画面には、新しいパスワードを打ちません。
そのあと、直すときにすること

ここからは、WordPressの安全対策に慣れた担当者と一緒に進めます。
- どこから入られたかを調べる。古いプラグイン、盗まれたパスワード、同じサーバーの別のサイトなど、入り口をふさがないと、直してもまた入られます
- 情報が漏れていないかを確かめる。問い合わせ・会員・注文などの個人情報を扱っている場合は、報告や通知が必要になる場合があります
- 安全な状態で作り直す。WordPress本体・テーマ・プラグインは配布元から入れ直し、確かめたデータだけを戻します。怪しいファイルを手で消すだけでは、見落としが残りやすくなります
- WordPressのパスワードを変える。直し終わったあとに、WordPressや関係する接続のパスワードを変え、見覚えのないアカウントやログイン中の状態を消します
- 確かめてから、公開を戻す。公開したあとも、しばらく様子を見ます。Googleの Search Console の「セキュリティの問題」に表示が出ていた場合は、全部直してから確認を依頼します
同じことを起こさないために
- WordPress本体・テーマ・プラグインを、こまめに新しくする。使っていないものは消す
- バックアップを、サーバーの契約とは別の場所に、いくつかの時点の分を残す
- パスワードは長く・使い回さない。ログインする人は必要な人だけにする
- ファイルを上げるときは、暗号化された接続(SFTPなど)を使う
- 誰がサーバーとドメインを契約しているか、分かるようにしておく
困ったときは、一人で直そうとせず、まず相談してください。誰が管理しているか分からない場合も、一緒に確かめるところから始められます。
よくあるご質問
改ざんされたかどうかは、どうやって気づきますか?
見慣れないページや広告が出る、別のサイトに飛ばされる、検索結果に身に覚えのない言葉が並ぶ、警告が出る、サーバー会社から連絡が来る、などがきっかけになることが多いです。ただ、これらは兆しで、改ざんと決まったわけではありません。スマホや検索から来たときだけ起きる改ざんもあるので、怪しいページを何度も開かず、サーバー会社などに確かめてもらいます。
WordPressのメンテナンス表示にすれば、止められますか?
それだけでは足りないことがあります。表示を変えても、仕込まれたプログラムはサーバーの中で動き続けることがあるからです。サーバー会社に改ざんの疑いを伝え、記録を残したまま、そのサイトを止めてもらいます。止めたあとも、裏で動き続けているものがないか、同じ契約のメールや別のサイトに影響がないかを、サーバー会社と確かめます。
すぐにサイトを消したほうがいいですか?
消さないでください。サイトのファイルやデータ、サーバーの記録(ログ)は、どこから入られたか、情報が漏れていないかを調べる材料になります。消したり上書きしたりすると、調べられなくなることがあります。
パスワードを変えれば大丈夫ですか?
まず、更新済みの別の端末から、メール・サーバー・ドメインの管理アカウントを守ります。乗っ取られたWordPressの管理画面に新しいパスワードを打つと、また盗まれることがあるので、担当者の指示があるまで打ちません。WordPressのパスワードは、直し終わったあとに変えます。パスワードを変えるだけでは直りません。
バックアップから戻せば済みますか?
戻したバックアップにも同じ問題が含まれていることがあり、今のサイトに上書きすると、仕込まれたファイルが残ることもあります。どこから入られたかを調べ、その穴をふさいでから、安全な状態で作り直すのが基本です。
お客様の情報を扱っているサイトです。何に気をつけますか?
問い合わせ・会員・注文などの個人情報を扱っている場合は、見られたり持ち出されたりしていないかを確かめます。漏えいやそのおそれがあるときは、個人情報保護委員会への報告や、ご本人への通知が必要になる場合があります。
サイトの困りごとを、LINEで相談しませんか
友だち追加のあと、5問の短いアンケートにお答えください(困りごと・お仕事のジャンル・今のホームページのURL・始めたい時期・ひとこと)。
いただいた内容をもとに、次のようなことをご案内します。
- 今のサイトで、まず何を確かめるとよさそうか
- 保守で何をしておくと安心か
- 費用の目安を出すために、あと何を伺えばよいか
トークへのお返事は、担当の者がお送りします。15分の無料相談(オンライン)のご予約もできます。
サイトの困りごとをLINEで相談するLINEを使わない方は、こちらから15分のオンライン相談を予約できます。