よくあるご相談ホームページの基本 / はじめての方へ

ホームページの保守では、
何をしているのか

2026年10月29日 公開 / 文:BLUE ROCK GEAR合同会社

はじめてWebを頼む方向けの解説です。保守の中身は会社や契約によって違います。一般的な考え方をまとめたもので、すべての場合に当てはまるわけではありません。

税理士事務所の机で、所長が紙の請求書を見て、あごに手を当てて考えている所長毎月の保守費、何に使われているんだろう

「保守費を毎月払っているのに、ホームページは何も変わっていない」
そう感じて、ご相談をいただくことがあります。

先に結論

保守には、ソフトの更新、控え(バックアップ)、止まっていないかの確認など、見た目に出にくい作業が含まれることがあります。ソフトの更新、見張り、控えはそれぞれ目的が違い、どれか一つで障害や被害を完全に防げるものではありません。ただ、保守という名前だけでは中身は分からないので、契約書(何をする約束か)と報告(実際に何をしたか)の両方を確かめておくと安心です。

はじめてWebを頼む方向けの解説です。保守の中身は会社や契約によって違います。一般的な考え方をまとめたもので、すべての場合に当てはまるわけではありません。

よくある思い込み

所長が椅子にもたれ、いつもと同じホームページが映るノートパソコンを見ながら考え込んでいる所長見た目は、ずっと同じなんだけどな…

実はこう:見えないところで続いている作業

動画でもご覧いただけます(音声が出ます)。

アオイがタブレットを所長に見せ、画面に家の絵の下に歯車・盾・箱の3つの印が並ぶ図。所長が納得した顔

保守に含まれることがある作業を、いくつか挙げます。どれを含むか、どのくらいの間隔で行うかは、契約によって違います。ホームページの作り方によっては、当てはまらない作業もあります。

役割で分けると、ソフトの更新はすでに知られている弱点や不具合を減らす、見張りや確認は異常に気づく、控えは戻すときに備える、報告は何をしたかを確かめられるようにするための作業です。見張りや確認の間隔が長ければ、気づくのも遅くなります。どれも、障害や被害を完全に防げるものではありません。

保守契約で確かめたい3つのこと

01

何をしているかが、書面と報告で分かるか

所長が老眼鏡をかけ、ノートパソコンの画面に並ぶチェックの一覧を読んでいる

契約書や見積書に、保守の作業と、その間隔が具体的に書かれているかを見ます。書かれていることと、実際に行われたことは別なので、毎月の報告や作業の記録で、何をしたか、何を確かめて異常が見つかったかを確かめられるかも見ます。書かれていないときは、どんな作業をしているかを聞いてみてください。

02

控えは、どこにあって、戻せるか

事務所の応接で、所長とアオイが向かい合い、アオイがタブレットを見せながら説明している所長控えは、サーバーの会社が取ってくれているのでは?アオイどこに、いつまで残るか、一度確かめておきましょう

控えを誰が、何を(ファイルだけか、データも含むか)、どのくらいの間隔で、どこに、どのくらいの期間残しているかを確かめます。ホームページと同じ場所にしか控えが無いと、その場所に障害が起きたときに、控えも一緒に使えなくなることがあります。残る期間が短いと、気づいたときには正常だったころの控えが無い、ということもあります。「戻せます」という答えだけでなく、最後にいつ、本番を上書きしない形で、戻せるかの確認をしたかも聞いておくと安心です。なお、書き換えられたときは、戻すだけでなく原因を取り除く作業が要ることがあり、控えを取ったあとに追加・変更した文章や、サイトに届いた問い合わせなどのデータは失われることがあります。

03

何かあったとき、どこまで・どのくらいの時間で対応してもらえるか

ホームページが表示されない、書き換えられた、フォームが届かない。こうしたときに、どこまでが保守の範囲で、連絡してからどのくらいで対応してもらえるのか(返事までか、直るまでか)、夜や休みの日はどうか、別料金になるのはどんな場合かを確かめておきます。ドメインやサーバー、有料の追加機能の契約を誰が持っているかも、あわせて確かめておくと、いざというときや保守の会社を変えるときに慌てずにすみます。

契約書を見ても分からないことは、保守をお願いしている会社に聞いてみてください。一度、契約書を見直してみるのがおすすめです。

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よくあるご質問

保守費を払っているのに、ホームページが何も変わっていません。何もしていないのでしょうか?

そうとは限りません。保守には、ソフトの更新や控え(バックアップ)、止まっていないかの確認など、見た目に出にくい作業が含まれることがあります。ただ、保守という名前だけでは中身は分かりません。契約書で何をする約束かを、毎月の報告などで実際に何をしたかを、確かめてみてください。

控え(バックアップ)は、サーバーの会社が取ってくれているのではないですか?

サーバーの会社が自動で控えを取っている場合もありますが、残る期間や戻し方はサービスによって違います。誰が・どこに・どのくらいの期間残しているか、いざというときに戻せるかを、一度確かめておくと安心です。

保守の中に、文章や写真の差し替えは入っていますか?

契約によって違います。差し替えが毎月の範囲に入っている契約もあれば、別料金のこともあります。どこまでが保守の範囲かを、契約書や見積書で確かめてみてください。

保守を頼まずに、自分で管理することはできますか?

できる場合もあります。そのときは、ソフトの更新、控えを取ること、問い合わせフォームが届くかの確認などを、誰がいつやるかを決めておくことが大切です。更新で表示が崩れることもあるので、控えを取ってから更新するなど、手順も決めておきます。

保守の会社を変えるときに、気をつけることはありますか?

サーバーやドメインの契約が誰の名義か、管理画面に自分たち用の管理者の入口があるかなど、何を誰が持っているかを先に確かめておきます。パスワードを人と共有するのではなく、引き継ぐ先の人の入口を作ってもらう形が安心です。控えの受け渡しや、切り替えの時期も、前もって相談しておくと安心です。

事務所で、所長が安心した顔で書類の仕事をしている

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  1. 今の保守契約について、契約書や報告で確かめたいこと
  2. 保守をお願いしている会社に、聞いておきたいこと
  3. 自分で管理する場合に、何をすればよいか

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